次元堂

思い込みで数学してます

オープンウォータースイミングと統計

「空間が常に動いている」と書いてから早4ヶ月、
どうも考えがまとまらない。
というわけで、ここは気分一新、「オープンウォータースイミング」について考えてみる。

私の、もうひとつの趣味はOWS。
OWSについての記事をネットから無断で抜粋してみました。(ごめんなさい)
オープンウォータースイミング(OWS)競技は、2020年東京オリンピックでは、「マラソンスイミング(10km)」という競技名称で行われます。
お台場海浜公園の特設会場で開催されます。」
OWSは全国でいくつもの大会が開催されていて、距離も500m~10kmと様々です。
私が毎年参加しているのは、姫路市で開催される「ひめじ家島OWS/3.2km」です。
昨年は台風のために中止になりました。
そのため、2017年のレース結果が未だ掲載されています。
「この結果を統計的に処理すれば何が見えてくるのか?」をちょっと試してみました。

まずは「ひめじ家島OWS/3.2km」についての紹介です。
この大会は瀬戸内海の播磨灘に浮かぶ家島群島で行われます。
家島群島の中の男鹿島と家島の間の海3.2kmをワンウェイで泳ぐ大会です。

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家島群島の位置
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コース
参考として今年の大会概要を示します。
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参考:2019大会概要

2017年の「ひめじ家島OWS/3.2km」の男子は300人がゴールすることができました。
ゴールタイムはトップが37分台、ボリュームゾーンが55分~65分となっています。
このような大会に参加する(できる)目安が、25mプールで一往復50mを1分で1時間泳ぎ続けることです。
この速度で泳ぎ続けると3.2kmは64分となります。
海では真直ぐ泳ぐことができません。
プールのように水の底に線はありません。
右を向いても、左を向いても波立つ水面しか見えません。
太陽はほぼ真上で役に立ちません。
海流に流され、どこに泳いでいるのかわかりません。
というわけで、プールで3.2km、64分で泳げた人も、70分、80分、90分とかかってしまうこともあります。
でも、その時間で泳げれば、制限時間の100分はクリアできそうです。

300人のゴールタイムの分布からどんなドラマが見えてくるのか?
次回を乞うご期待